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「なんだか疲れてやる気が出ない…」それって「気虚」かも?気虚の方におすすめのお茶3選

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2025-08-09
「なんだか疲れてやる気が出ない…」それって「気虚」かも?気虚の方におすすめのお茶3選

「なんだか疲れてやる気が出ない…」それって「気虚」かも?気虚の方におすすめのお茶3選

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最近「なんとなく疲れている」「やる気が出ない」「体が冷える」といった不調を感じていませんか?それは、東洋医学でいう「気虚(ききょ)」の状態かもしれません。

今回は、東洋医学の視点から「気」の正体と「気虚」のサイン、そして日々の生活で「気」を補うためのお茶選びのヒントをお伝えします。

「気(Qi)」って何?私たちの体を動かす大切なエネルギー!

東洋医学において、「気」は私たちが生きていく上で体を動かし、機能をコントロールする大切な生理物質(エネルギー)のようなものと考えられています。まるで、パソコンを動かす電気や、車を走らせるガソリンのような存在です。

この「気」には、主に5つの大切な働きがあります。

  • 推動作用(すいどうさよう):成長を促したり、臓腑(ぞうふ)※1 の活動や血液・体液の巡りを推し進める力。
  • 温煦作用(おんくさよう):全身や各組織を温める力。この力が不足すると冷え性が起こりやすいです。
  • 防御作用(ぼうぎょさよう):体を外から侵入する邪気(病気の原因となるもの)から守り、病気になりにくい体を作る力。特に「衛気(えき)」という気がこの働きを担います。
  • 固摂作用(こせつさよう):体液が漏れ出すのを防ぐ力。汗や涎(よだれ)、涙、尿などがむやみに体外に出続けないのはこの働きのおかげです。
  • 気化作用(きかさよう):体内の生理物質(気、血、津液※2、精※3 など)が相互に変化したり、生成・代謝したりする働き。新陳代謝全般を決定する重要な作用です。

このように、「気」は私たちの生命活動のあらゆる面を支える、まさに「元気の源」なのです。

【注釈】

  • ※1 臓腑(ぞうふ):東洋医学における内臓の概念で、五臓(肝、心、脾、肺、腎)と六腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)の総称。
  • ※2 津液(しんえき):体内の正常な水分全般を指し、体を潤し栄養する働きがある。
  • ※3 精(せい):生命活動の基礎となる最も精微な物質。成長、発育、生殖などを司る。

「気虚(ききょ)」ってどんな状態?あなたの体に表れるサイン

「気虚」とは、読んで字のごとく、この大切な「気」が虚している、つまり不足している状態を指します。 「気」が足りなくなると、上記で説明した5つの働きが弱まり、さまざまな不調として体に現れてきます。

もし、以下のようなサインに心当たりがあれば、「気虚」の可能性があります。

  • 「疲れやすい」「だるい」「やる気が出ない」:全身の気が不足しているため、体が重く、倦怠感や無力感が現れます。
  • 「息切れしやすい」「声に力がない」:肺の気が不足すると、呼吸が浅くなったり、話すのが億劫になったりします。
  • 「体が冷えやすい」「手足が冷たい」:「温める」力が弱まっているため、冷えを感じやすくなります。
  • 「風邪を引きやすい」「汗をかきやすい」:体を守る「防御作用」や体液を「固く摂る」力が弱まるため、免疫力が低下したり、動いていなくても汗が出やすくなったりします。
  • 「食欲がない」「下痢をしやすい」「お腹が張る」:消化吸収を担う「脾(ひ)」※4 の気が不足すると、食べ物から「気」を作り出す力が弱まり、消化器系の不調が現れます。
  • 「内臓下垂(胃下垂や子宮脱など)」「尿漏れ」:体液の漏出を防いだり、内臓を正しい位置に保つ「固摂作用」や「昇清(しょうせい)」※5 の働きが低下している可能性があります。
  • 「顔色が青白い、または黄色っぽい」:顔の血色やつやは、気の巡りを反映すると考えられています。

【注釈】

  • ※4 脾(ひ):東洋医学における臓腑の一つで、消化吸収を主り、気血津液の生成源とされる。筋肉や四肢、味覚、唇と関連が深い。
  • ※5 昇清(しょうせい):脾の働きの一つで、消化吸収された清らかな気を上へ持ち上げる作用。この作用が弱まると内臓下垂などを引き起こす。

なぜ「気虚」になるの?

「気虚」になる原因は、主に以下のような生活習慣や体質が関係しています。

  • 過労や精神的ストレス:気が過度に消耗されてしまいます。
  • 慢性的な病気:病気が長引くと、体を治そうとする「気」が消耗されます。
  • 不規則な食生活や偏食:食べ物から「気」を作り出す「脾」という臓腑が弱ると、気の生産が追いつかなくなります。
  • 睡眠不足:陰(いん)※6 を養う時間が不足し、相対的に陽(よう)※7 が勝ることで、気のバランスが崩れます。

【注釈】

  • ※6 陰(いん):東洋医学における陰陽概念の一つで、物質的、静的、冷たい、下向きなどの性質を持つ。
  • ※7 陽(よう):東洋医学における陰陽概念の一つで、機能的、動的、温かい、上向きなどの性質を持つ。

「気」を補って元気を取り戻すには?おすすめのお茶をご紹介

「気虚」の改善には、十分な休息とストレスケア、そして日々の食事が非常に大切です。東洋医学の考え方では、脾胃を健やかに保つことが気を補う近道になります。 ここでは、日常的に取り入れやすく、気虚改善に役立つお茶をご紹介します。

1. 穀物系のお茶(玄米茶・はと麦茶)

  • 穀物を煎じたお茶:お米や麦などの穀物は、「水穀の精微」と呼ばれる「気」の源となる栄養分を生み出す材料です。香ばしい玄米茶は胃腸にやさしく、温かく飲むと脾を助けます。はと麦茶はむくみや湿気の滞りを和らげ、消化吸収力アップに ◎。

おすすめ商品:永田茶園 有機玄米茶タマチャンショップ 国産発芽ハトムギ茶

2. 生姜を使ったお茶(生姜湯・ジンジャーティー)

  • 体を温める生姜(ショウガ):生姜は体を温める作用が強く、胃腸を温めるので消化吸収の働きを助けます。温かい生姜湯や、紅茶に生姜を加えたジンジャーティーは、冷え性の改善にもつながります。朝の白湯にすりおろし生姜を加えるのもおすすめです。

おすすめ商品:クリッパー オーガニック ハーブティー レモン&ジンジャー有機生姜パウダー

3. 薬膳ブレンドティー

  • なつめ、クコの実などがブレンドされた薬膳茶は、補気と滋養を同時にサポートします。
  • 甘さがほしい方ははちみつなど自然な甘みを加えるのがおすすめ。

おすすめ商品:なつめいろ なつめのお茶Wanhua hall 人参桂圓枸杞紅棗茶 ドライフルーツティー

日常に取り入れるポイント

  • 朝は温かい白湯や生姜湯で 1 日をスタートするのがおすすめです。
  • 冷たい飲み物を避け、常温〜温かいお茶を選びましょう。
  • 間食代わりに薬膳茶でリラックスタイム。
  • 甘味は控えめにし、素材の甘さを活かしましょう。甘みを足したい時はハチミツがおすすめです。

まとめ

今回ご紹介した内容は、東洋医学の基本的な考え方に基づいた「気虚」改善のヒントです。 体質や症状は人それぞれで複雑に絡み合っています。お茶を取り入れたら、その後の体調の変化をよく観察し、自分に合う一杯を見つけてみましょう。 お茶ひとつで体質が劇的に変わるわけではありません。ですが、「今の自分のために選んだ一杯」は、未来のあなたにとって大きな一歩になるかもしれません。 健康意識の高い皆さまは、すでに日々ご自身の体と向き合っているはずです。 どうぞ、心地よいと感じる習慣を少しずつ日常に取り入れ、内側から「気」を養って、明るく元気な毎日を育んでくださいね。

※本記事は一般的な養生情報であり、医療行為や診断を目的としたものではありません。